現代美術家でありドラァグクイーンのヴィヴィアン佐藤による、新しい形の「推し」体験を楽しむトーク&パフォーマンスイベント。 「推し」という文化が持つ素晴らしさを語り、個人が社会の大きなシステムに縛られることなく独自性を輝かせる姿勢を提唱するヴィヴィアン佐藤が、毎回自身の“推し”を紹介します。 各回ごとに異なるゲストを迎え、推しにまつわるトークやゲストならではのパフォーマンスが繰り広げられる贅沢なひととき。 ヴィヴィアン佐藤の愛と情熱に満ちた「推し」の世界へ、ぜひご参加ください。
第6回目では、美学者、谷川渥さんをゲストにお迎えしてその世界観を語ります。
谷川渥 プロフィール
美学者。1972年、東京大学文学部美学芸術学科卒業。78年、東京大学大学院人文科学研究 科美学芸術 学専攻博士課程修了。文学博士。東京大学助手、國學院大學文学部教授、 杭州師範大学客座教授、京都精華大学客員教授などを歴任。日本近代芸術史の諸問題を 踏まえながら、マニエリスム・ バロックからモダニズム・現代美術にいたる広範な領域を 視野に収め、美学原理論、芸術時間論、廃墟論、だまし絵論、シュルレアリスム論、そして 「芸術の皮膚論」など、独自の視点による美学的地平 を開拓、多方面にわたる批評活動を 展開。美術出版社『美術手帖』芸術評論の審査員を数度にわたっ て務める。「表層の冒険 」というコンセプトのもと同名の展覧会などを企画し、また舞台との多様な 関りも持つ。 特に暗黒舞踏の創始者土方巽直系の舞踏家和栗由紀夫と共に活動したが、最近では安 達ヶ 原の鬼婆の伝承に基づく舞踊公演「KUROZUKA 闇の光」の脚本と構成に携わっている。著 書に 『形象と時間』『美学の逆説』『芸術をめぐる言葉』『鏡と皮膚』『図説だまし絵 』『廃墟の美学』 『肉体の迷宮』『書物のエロティックス』『幻想の花園』『文豪たちの 西洋美術』など多数。最新刊に『美学講義 ――バウムガルテンからグリーンバーグへ 』(筑摩選書 0303)
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