ノンバイナリー(Non-binary)という言葉は、近年のLGBTQ+コミュニティにおけるジェンダー多様性の認識が広がる中で注目されるようになりました。 ノンバイナリーとは、性別の在り方やアイデンティティが「男性」または「女性」といった従来の二元的な性別区分に当てはまらない人々を指します。ノンバイナリーは、性の多様性を示す広い概念の一つであり、その理解は文化や個人によって異なる場合があり、非常に個人的なアイデンティティです。 そして一人ひとりの考え方や表現方法が異なり、統一的な定義があるわけではありません。
今回のイベントでは、そんなノンバイナリー当事者たちのそれぞれのストーリーを語り合うイベントです。 その中でそれぞれの違いや共通点を共有しながら、ノンバイナリーについて考えを深めていく夜にしたいと思い企画しました。 ノンバイナリーはジェンダーに関する考え方の豊かさを象徴しており、私たちが性別をどう捉えるべきかを再考させてくれるきっかけとなるのではないでしょうか?
概要ノンバイナリーという言葉がLGBTQ+コミュニティの中で注目される中、当事者たちが自らのノンバイナリーストーリーを語り合う特別な夜をお届けします。ノンバイナリーは、性別を「男性」または「女性」といった二元的な区分に当てはめない、多様な在り方を指す言葉。その豊かな可能性を、当事者それぞれの視点から探求します。
イベントの特徴 * 多様な体験の共有それぞれのノンバイナリーストーリーを語り合い、個々のアイデンティティの違いや表現の方法について理解を深めます。 * 新しい視点の提案ジェンダーに対する固定観念を見直し、性別をどう捉えるかを再考するきっかけに。
参考 小林美香 ノンバイナリー、 曖昧なままで生きている https://note.com/mikamiki0223/n/n9cdc20dab274
大塚隆史 なぜ二丁目がゲイにとって大切な街かということを書ききった金字塔的名著が復刊:『二丁目からウロコ 増補改訂版–新宿ゲイ街スクラップブック』 https://gladxx.jp/review/book/9185.html
櫻田宗久 ひとりの宇宙 新宿二丁目「星男」とクィアな私の物語 https://munetopia.com/
プロフィール
大塚隆史(おおつか・たかし)
造形作家・バー・タックスノットのオーナーマスター。1948年東京生まれ。著書に『二丁目からウロコ』(論創社・翔泳社)、『二人で生きる技術』(ポット出版)、訳書に『危険は承知/デレク・ジャーマンの遺言』(アップリンク・河出書房新社刊)がある。
小林美香(こばやし・みか)
国内外の各種学校/機関、企業で写真やジェンダー表象に関するレクチャー、ワークショップ、研修講座、展覧会を企画、雑誌やウェブメディアに寄稿するなど執筆や翻訳に取り組む。著作に『写真を〈読む〉視点』(単著 青弓社、2005)、『〈妊婦アート〉論 孕む身体を奪取する』(共著 青弓社、2018)がある。2023年9月に『ジェンダー目線の広告観察』(単著 現代書館)刊行。アメリカの漫画家マイア・コベイブ(Maia Kobabe)の自伝作品『ジェンダー・クィア』(サウザンブックス 2024年)の翻訳を手がけた。
櫻田宗久(さくらだ・むねひさ)
1993年にモデルとしてデビュー後、俳優、歌手、タレントとして活躍。現在は、写真家、アーティストとして国内外の展覧会に作品を展示している。 2011年、新宿二丁目アートバー「星男」をオープン。数多くの展示、イベントプロデュースを手がけている。 PetitMOAブッキングマネージャー。2023年12月に初めての本【ひとりの宇宙-新宿二丁目「星男」とクィアな私の物語】論創社より刊行した。
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